「夏老け顔」「老け顔」ってどんな顔？

「ひと夏を終えて何だか老けた」
「夏老け顔かも？」
「年齢より老けて見られる」など

多くの女性は
「いつまでも若く見られたい」
と思うものですが
夏の疲れや年齢により顔の変化は
避けられないのでしょうか？

今回は
夏の終わり秋の始めに多い
「夏老け顔」と
年齢とともに気になる
「老け顔」の
原因と改善と予防法についてご紹介します。

まずはじめに
“老けた印象を与える顔”の
特徴について見てみましょう。

(1)肌のたるみ

夏の紫外線を浴びたり
年を重ねると
お肌の水分量や
コラーゲンの減少により
お肌のハリと弾力が
衰えてしまします。

年齢に関係なく
肌がたるんでいると
老けて見られてしまします。

(2)深いほうれい線

筋力の衰えにより
頬に付着する脂肪がたるみ
下に落ちていきます。

このたるみは目元や口元
頬などにも現れますが
とくに
鼻の脇から口元にかけて表れる
「ほうれい線」は
老けた印象を与えます。

(3)シワが多い・深い

人よりシワが多かったり
深かったりすると
老けて見えるのは
お肌のたるみ同様
お肌のハリや弾力が
失われているからです。

また、シワは紫外線の影響で
深く固定化されていくため
夏老け顔・老け顔予防に
紫外線対策は
やはり欠かせません。

(4)お肌のくすみ

明るいお肌は
健康的で若々しい印象を与える一方
くすんだ肌は
不健康で老けた印象を与えます。

お肌がくすむ原因の多くは
紫外線や摩擦などの刺激です。
夏老け顔・老け顔予防のためにも
この2つの刺激を
できるだけ避けて暮らしましょう。

老け顔になってしまう原因は？

同じ年齢なのに
シワが多い人
お肌がたるんでいる人
そうでない人には
どのような違いがあるのでしょうか。

「老け顔」をつくる原因について
見てみましょう。

(1)紫外線

紫外線は
お肌に到達すると活性酸素を発生させ
お肌のハリや弾力を保つ
コラーゲンやエラスチンを変性させます。

つまり「日焼け」は
肌のハリや弾力を弱めて
お肌をたるませる原因となります。

また、紫外線を大量に浴びると
紫外線から肌を守ろうとメラニンが
過剰に作られて「シミ」の原因にもなります。

(2)乾燥

お肌の乾燥は
肌のくすみをもたらします。

というのも
お肌が乾燥すると
角質層の水分保持力が低下し
お肌内部の水分を守ろうと
角質層が蓄積されていくためです。

この繰り返しで
古い角質が幾重にも重なると
肌のターンオーバー
（生まれ変わり）が崩れて
メラニン色素が
排出されにくくなり
しみの原因にもなります。

(3)コラーゲン不足

お肌の新陳代謝を促す
コラーゲンは
美肌を保つうえで欠かせません。

なかなか食事から摂取するのは
難しいですが
食べている人と食べていない人では
のちのち差が出てきます。

コラーゲンを含む食材としては
・手羽先
・鶏軟骨
・牛すじフ
・フカヒレ

魚類では
・サケ
・ブリ、
・ウナギの蒲焼き
（とくに皮と身の間にコラーゲンが多く含まれる）
があります。

食事からの摂取が難しい場合は、
サプリメントやドリンクでとりいれましょう。

(4)過去の過度なダイエット

過度なダイエットは
肌をたるませる原因となります。

急激な身体のボリュームダウンに
肌がついてこれないためです。

また、無理な食事制限による
ダイエットも同様です。

必要な栄養が不足し
肌の老化を促進してしまいます。

老け顔の改善法

紫外線対策を怠ったばっかりに
過度なダイエットをしたために
実年齢よりも見た目年齢が老けてしまった・・。
こうなってしまった場合の
改善方法はこちらです。

(1)抗酸化物質を含む食べ物4つ

■カロテノイド

強い抗酸化作用を持つ
カロテノイドは
体全般の老化防止や
肌・髪・爪を
健康に保つ効果があります。

また、ビタミンAが不足すると
必要な量をビタミンAに
変換する働きもあります。

ビタミンAは
肌の乾燥やシワを防ぐ
栄養素です。

＜代表的な食べ物＞
ニンジン・赤じそ
パセリ・ケール・ほうれん草

■ポリフェノール

カロテノイド同様
ポリフェノールにも
「抗酸化作用」があり
細胞の老化を防いで
シワやたるみを予防します。

また
メラニン色素の生成を抑制し
シミの発生も予防します。

＜代表的な食べ物＞
ブルーベリー、すもも
いちご、ぶどう

■ビタミンC

コラーゲンは
身体全体の
タンパク質量の約30％を占める
タンパク質の一種で
絶えず
分解と合成が繰り返され
新しいコラーゲンが
作られています。

ビタミンCは
コラーゲンの合成と分解を
促進してくれます。

＜代表的な食べ物＞
野菜、果物全般

■オメガ3脂肪酸

細胞膜の主成分である
オメガ3脂肪酸には
老化やストレスで
ダメージを受けた細胞を修復し
細胞の働きを
正常に保つ働きがあります。

＜代表的な食べ物＞
青魚、ナッツ類、オイル

(2)リンパマッサージ

「夏老け顔」「老け顔」改善には
リンパマッサージも有効です。

しかし
間違ったマッサージをすると
血管やリンパを刺激して
血行障害を引き起こす
可能性もあります。

そうなるとかえって
むくみやたるみを悪化させるため
専門家にやってもらうことを
オススメします。

(3)「保湿」しっかりスキンケア

年齢を重ねるにつれ
女性のお肌は
乾燥して固くなっていくため
「保湿」は本当に大切です。

しかし
スキンケアは肌質別に
最適なケアが異なるため
まずは自分の肌を知ることから
始めてみましょう。

まずは化粧品売り場の
美容カウンターで美容部員さんに
専用の機械を使って
肌質と肌の状態を診てもらいましょう。

老け顔の予防法

食べ物やスキンケアなどで
「老け顔」を改善できますが
何より一番いいのは
老け顔にならないよう
予防することですね。

最後に
老け顔を予防法について
ご紹介します。

(1)バランスのよい食事

バランスのとれた食事は
肌を若々しく保つために
必要不可欠です。

特に不足しがちな栄養素は
ビタミンやミネラル
必須アミノ酸、必須脂肪酸
といわれるもので
肌のハリを保つ
コラーゲン線維の生成を促します。

食事で摂取するのが難しい場合は
サプリメントで補いましょう。

(2)自分に適した睡眠時間をとる

理想の睡眠時間とは
「十分に眠ったという実感を得て爽快に目覚められる時間」
です。

短時間の睡眠でも
日中に眠気を感じることなく
十分に活動することができれば
理想的な睡眠時間を
確保できているといえます。

つまり
決まった睡眠時間を
理想とするのではなく
自分に合った
最適な睡眠時間をとることが大切です。

(3)笑顔で過ごす

笑顔を作ると口角が自然と上がりますね。

このように笑顔には
筋力を引き上げる効果があるため
老け顔予防のためにも
笑顔で過ごすことを心掛けましょう。

まとめ

「夏老け顔」と「老け顔」の
原因と改善と予防法についてご紹介しました。

夏にたくさんの紫外線を
浴びたことにより

コラーゲンの減少による
・インナードライ肌
・お肌のたるみ
・しわやほうれい線

エアコンによる
・夏の乾燥肌

暑さにより疲れリンパが滞り
・くすみ顔
・たるみ顔

夏を終え秋に
急に老け顔になる
「夏老け顔」
年齢共に徐々になる
「老け顔」

原因が分かったので
まずは改善をしましょう。

そして
毎日の食事に
「抗酸化物質」を含む
食材を取り入れ
肌が乾燥しないよう
「保湿ケア」をし
予防をしていきましょう。

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